愛され続ける理由 −AMARI Collectionの魅力を紐解く-|Director & Creative Director Interview
オリジナルのジャガードレオパード生地を使用したAMARI Collection
これまでジャケット、パンツ、Aラインコートを展開し、多くのお客様に愛されてきました。
そして今季、新たにサファリジャケットとバッグがラインナップに加わります。
AMARI Collection誕生の背景や人気の理由、新作への想いについて、
ディレクターとクリエイティブディレクターにインタビューを行いました。

Q1. AMARI Collectionはどのように生まれたのでしょうか?
-Director AYA
2022年の夏、イタリアの生地メーカーを訪れた際に、数多くの美しいジャカード生地に出会いました。
当時の私は、コーディネートにレオパード柄のバッグをよく取り入れていて、改めてレオパードという柄の魅力について考えていた時期でもありました。
レオパードは本来とても強い個性を持つ柄ですが、一方で取り入れ方を間違えると主張が強くなりすぎてしまうことのある難しい柄。
洋服にするとなると尚更です。
そこで、レオパードをオールブラックのジャカードで表現するのが良い塩梅になるのでは?と生地のサンプル製作に入りました。
柄の存在感は残しながらも、色を削ぎ落とすことで日常に馴染み、そしてシンプルな装いを一瞬で格上げしてくれる。
パリの女性たちは、意外なほどレオパード柄を日常に取り入れています。
決して派手ではなく、上質な素材やシックな色合わせの中にさりげなく存在させています。
そんな、“エレガントと野性味のあいだ”を表現したいと思ったのがAMARIの始まりです。
イタリアの工場と何度もやり取りを重ねながら、aLORSだけのオリジナルジャカードとして製作し、2022年の発売以来、ブランドを象徴するコレクションへと育っていきました。
Q2. この生地が高級感を感じさせる理由は何でしょうか?
-Creative Director Cocco
この生地の魅力は、同色ジャカードならではの奥行きにあります。
レオパード柄をプリントではなく織りで表現しているので、柄が表面に乗るというより、生地そのものの中に溶け込んでいます。光の当たり方や見る距離によって表情が変わるので、装いに陰影を添えてくれます。
見た目にはほどよい重厚感がありながら、実際に手に取ると驚くほど軽やかです。
この「存在感」と「軽さ」のバランスが、日常で着られる上質さにつながっています。

Q3. これまでのAMARI Collectionを振り返って印象的なことはありますか?
-Creative Director Cocco
AMARI Collectionは、発売するたびに我々とお客様の中で少しずつ定番のような存在になっていったことが印象的です。
最初はジャケットとパンツのセットアップから始まったコレクションですが、手に取ってくださった方々が、次は違う形も欲しいと言ってくださったり、普段の装いの中で自然に使ってくださったりして、ブランドの中でも愛着を持って育ってきたコレクションだと感じています。
強いインパクトで一度だけ印象に残るというより、使うほどにその人のスタイルになじんでいく。そういう関係性をお客様と築けたことが、AMARI Collectionらしい魅力だと思っています。
Q4. AMARI Collectionが長く愛されて、人気を集めている理由は何だと思いますか?
-Director AYA
なんと言っても、エレガントでありながら主役級になる、その絶妙なバランスのレオパード柄ではないでしょうか。
レオパード柄って実はとても難しくて。
個性が強く出過ぎてしまったり、難しいから、そもそも取り入れるを諦めてしまったり。
個性が出過ぎない。でも落ち着きすぎない。
その塩梅を表現すること自体が難しいのですが、それを洋服として実現できたことはAMARIコレクションの大きな価値だと思っています。
シンプルなスタイリングでもコーディネートの主役になれる。
でも決して気負わずに日常へ取り入れられる。
そんなレオパードだからこそ、発売から数年経った今も変わらず支持していただけているのかなと思います。
レオパード柄って好き嫌いが分かれる柄だと思うんです。でもAMARIは『人生で初めてレオパードを着ました』と言ってくださるお客さまも多くて。それはすごく嬉しいですね。

Q5. 今回、新作のデザインをサファリジャケットに選んだ理由を教えてください
-Director AYA
これまでのAMARI Collectionは、どちらかというと“エレガンス”を起点にデザインを考えてきました。
コーディネート提案では、少しカジュアルに寄せたり、時にはクラシックな雰囲気を加えたり。
一方で今回は、その逆のアプローチをしてみたいと思ったんです。
「エレガンスからカジュアルを作るのではなく、カジュアル起点からエレガンスを作る」
カジュアル要素をベースにしながら、aLORSらしいエレガンスをどう表現できるだろう、と。
そこで辿り着いたのがサファリジャケットでした。
私自身、以前から「エレガンスを得意とするブランドがつくる、究極のカジュアル服」に惹かれるところがあって。
ただラフなだけではなく、素材やシルエット、佇まいの中に品格があるもの。
今回のサファリジャケットは、そんな思いを形にした一着です。
カジュアルなアイテムでありながら、AMARIらしい存在感や女性らしさを感じていただけたら嬉しいです。

Q6. 今回のサファリジャケットならではの魅力を教えてください。
-Creative Director Cocco
今回のサファリジャケットは、実用性とエレガンスが共存しているところが魅力です。
サファリジャケットらしいポケットや立ち上がる襟、ゆとりのあるシルエットには、機能的で少しマニッシュな美しさがあります。そこにAmariの同色ジャカードを重ねることで、都会的で奥行きのある一着に仕上がりました。
軽く羽織れるのに、着た瞬間にスタイリング全体の印象が整う。
デニムに合わせるとシックな抜け感が出ますし、黒のワントーンに合わせるとよりエレガントな雰囲気になります。
日常の中で気負わず着られて、同時にきちんと特別感もある。
そのバランスが今回のサファリジャケットならではの魅力です。
Q7. サファリジャケットをデザインするうえで、特にこだわったポイントを教えてください。
-Creative Director Cocco
こだわったのは、着たときの佇まいです。
サファリジャケットは、ディテールを足すほど強い印象になりやすいアイテムなので、必要な要素を残しながら、全体がすっきり見えるように調整しました。ポケットの位置や襟元の見え方、前を開けて着たときのバランス、見えるようで見えないゴールドの差し色、細かな部分で印象が変わるので、ラフに羽織っても品よく見えることを大切にしました。
きちんと作り込まれているけれど、着る方には頑張って見えない。
そんな、自然な余裕のある一着に仕上げたいと思いました。

Q9. 今回は同じアマーリ生地を使用したバッグも登場します。
このアイテムを製作した背景を教えてください。
-Director AYA
まず一番の理由は、aLORSを象徴するAMARIの世界観を、もっと身近に感じていただきたいと思ったことです。
AMARIは発売以来たくさんの方に愛していただいていますが、レオパード柄に憧れはあるけれど、洋服として取り入れるのは少し勇気がいる、という方も少なくありません。
だからこそ今回は、もっと気軽にAMARIを楽しんでいただける入口としてバッグを製作しました。
AMARIのレオパードはオールブラックで表現しているので、見た目以上にコーディネートへ馴染みやすく、シーンを選ばずお使いいただけます。
洋服とはまた違う形で、AMARIの魅力や楽しさを感じていただけたら嬉しいです。
レオパード柄は好きだけれど、洋服で取り入れるのは少し勇気がいる。そんな方にとっての“最初のAMARI”になればいいなと思っています。

Q10. スタイリングのおすすめを教えてください。
-Director AYA
オールブラックにキャメルやボルドーのレザーバッグ持ったり
ラフにジーンズ合わせたり。
足し算、よりもいかに引き算するか、がAMARI Collectionに合うコーディネートなのかなと思ってます☺️
そういった意味でも、日頃忙しなく過ごしている皆さまへおすすめしたいアイテムです。
-Creative Director Cocco
まずおすすめしたいのは、ブラックのタートルやニットに、淡いブルーデニムを合わせるスタイリングです。ジャケットの黒いジャカードにブルーデニムの軽さが加わることで、ヨーロッパファッションらしい抜け感が出ます。足元はバレエシューズやフラットシューズを合わせると、より自然でこなれた印象に。
きれいめに着たいときは、黒の細身のパンツやロングスカートに合わせるのも素敵です。全体を黒でまとめると、ジャカードの陰影がより浮かび上がり、夜のお出かけにも合う上品な雰囲気になります。
バッグは、同じAMARI Collectionで合わせると素材の表情がリンクして、より印象的なスタイリングになります。デザイン自体は気負わず持てるエフォートレスな佇まいなので、デニムのようなカジュアルな装いにも、ワンピースや黒のワントーンのようなエレガントな装いにも自然になじみます。
